足つぼって??

 「足つぼ」とよばれる不思議な療法のルーツは、なんと古代エジプトのピラミッドの壁画にもその様子が描かれているほど古いのです。ほかにも、インドの「仏足」、紀元前の中国医学書に「観趾法」としてはり・灸・按摩と肩を並べる治療効果が記されています。

 

 中世ヨーロッパ(16世紀~20世紀)では、西洋医学の中でも足底反射療法が注目されるようになりました。スイス人看護婦によって中国の民間療法としてヨーロッパ諸国に紹介されたことも普及に拍車をかけました。

 

 その後、スイス人神父が台湾全土に広め、一大ブームを起こしました。これが「台湾式」とよばれる所以です。

 

 そして現在「足つぼ(=足底反射療法)」は、東洋医学と西洋医学、両方の歴史を持った新しい時代の医療として注目を集めています。


足つぼ=足底反射療法とは?

梅干を見ると唾が出るように、刺激が脳に届くことで体には反射が起こります。

 

足裏にある反射区(つぼ)を刺激することで、対応する臓器が反応します。

 

弱った臓器は機能が活性化し、亢進している機能は抑制され、本来の機能に戻ろうとします。

     

脳や内臓が活性化することで、ホルモンバランスや自律神経も整ってきます。

血流も促進されることで自然治癒力や免疫力が向上。

そうすることで、不調やコリの改善を促す療法です。